すべてはここからはじまりました |
いよいよ腕部に移ります。
計画としては
- 肩と腕を切り離す。
- 腕のほうに関節部分を再生する
という流れになります。
まず、腕と肩を切り離します。
切り離しにはエッチングのこを使用しました |
写真では肩のふちは既に処理しています。
肩は中身をくりぬいて空洞にし新しい肩関節に被せる予定なので、ここでは肩の処理は省略させていただきます。
腕部に新たな肩関節を作ります。
このままでは何も取っ掛かりがありませんので、残った肩部分にプラ板をせっちゃくします。
こんな感じです |
- 残った腕部に見える丸い円盤状のものは腕と肩の関節部分になるため接着部分としてこの面が使えない
- プラ板の囲いの大きさでは、元の肩部分を被せる事が不可能である
この2点の問題について考えた結果
- 囲いを利用して、円盤状の上に被せるようにプラ板を接着する
- 接着したプラ板を土台に囲いの内側に関節部分をつくる(囲いの一部も接着面として利用)
というものです。
底部は肩関節の土台になるので少し厚めのプラ板(1.4ミリ)を使用しました。
透明なので解りづらいと思いますがこれで底部ができました |
ちなみにポリ部品は左右それぞれに2個づつ使用しています。
ひとつは肩関節用、もうひとつはプロテクター? 部分の固定用として使用するためです。
あとは囲いの部分の余分な部分をカットして完成です。
接着にはプラモ用の接着剤を使用しました。
これでもしっかりと接着できるのですが、補強のため瞬間接着パテを内側や接着面のすきまに埋めています。
完成したものがこちらです。
肩から横に出てるプラ棒はプロテクター部分を固定するのに利用します。 今はポリ部品の周り止めとしてさしています。 |
今回は、ボディ側におわん型ポリキャップを仕込んだことで、肩の軸も可動できるため、肩の可動域が一気に増えました。
肩ごと前に出せるため両腕で剣(ヒートサーベル)も持つことができます |
今回は完成品ではなく、製作中のものです。
製作過程についてはグフ製作記のほうにアップしています。

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