無敵超人ザンボット3が放映されていた当時(昭和50年代)の金型を使って再生産されたプラモデル。
目標はシルエットの修正と曲がらない関節の自由度を拡大し、カッコいいポーズをとれるようにすることです。
今回は一体となったボディを切り離し、下半身部分の製作から始めます。
改めてシルエットを確認します。
仮組み状態 |
前後に曲がるように足のパーツにスソの部分がインしています。
映像資料が手元にないので、youtubeで、アニメをチェックしました。
オープニング映像では3つのメカが合体後、武器を手に取りいろんなポーズを決めていますが、肩や腰の部分が伸びたり縮んだり曲がったり・・・いい時代ですね。
「このような動きは無理」と割り切ってつくられているプラモデル。
当時は「おもちゃ」というより、高価な超合金のおもちゃが買えない人の安価な代用品のように感じていました。
大人になって、当時のキットを見ると金型製作の関係上パーツ数など限られたなか、随所に工夫が見られて面白いと思います。
そのひとつが股関節部分
左右独立した股関節部分 |
先端にはポリキャップにより、可動後のポジションをキープできます。
この黄色のパーツは肩関節にも使われています。
今回の製作では関節を自作して取り付けたり、コトブキヤ製の関節パーツなどを移植し自由なポージングを目指しますが、黄色のパーツは珍しいので残したいと思います。
もうひとつが足部分。
独特な足首関節 |
先の可動方法によって本来スソの部分が外側に来るのに、足首の内側にもぐってしまいます。
ここは著しくディテールが損なわれますので、外に出します。
ロボの下半身でこだわりたいのは、ガニ股でしっかり踏ん張るポーズがとれることです。
足首とヒザは頭の中で対策が出来ていますが、問題はヒザを外に向けるために股関節をどのようにいじるか? ということです。
案はいくつかあるのですが、見た目に影響しないかが心配です。
次回は足首部分を組み立てます。
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