素晴らしきロボの世界をプラモデルで: 4月 2014

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2014年4月29日火曜日

分割したボディの修正(1/240 無敵超人ザンボット3)

ゴールデンウィークに突入しました。
前回3分割したボディの組み立て、修正(整形?)をゴールデンウィーク期間中に仕上げるのが目標です。

分割した、胸部、胴部、腰部は修正はもちろんですが、合わせることも考えて組まないといけません。

今回は胴部を中心に胸部、腰部をつなぎ、固定ではなく稼動できるように組めるようにします。

いろいろ考えた結果、他社の関節パーツを使用します。

このパーツを利用します
胴部になぜか必要の無いビス止め用の穴(このキットではネジは一切使用しません)が開いています。ここから5ミリのプラ棒を差し込んで固定し、中心部にします。

プラ棒はエポキシパテで固定、穴を開けて関節パーツの一部を接着

次に5ミリプラ棒の先端に穴を開け組み合わせるもう片方のパーツを差し込みます。


胴部につけるとこんな感じになります。


この棒をどのように胸部と腰部に固定するかは考え中です。

写真のとおり、胴部は上部全体を5ミリ切除後、エキポシパテを内側と下部、前面の上部中央に盛ってひたすら削っています。
腰部は単体でみるとディテールに問題なさそうですので、大幅な修正はしなくてよさそうです、ただし接着面が少ないので補強のため内側から瞬間接着パテを盛って補強しました。

胴部と腰部については以下のように仕上がっています。

胴部と腰部


合わせるとこんな感じになります


2014年4月28日月曜日

いくぞ! ザンボットコンビネーション!! (1/240 無敵超人ザンボット3)

ザブングルの製作のときに、1980年代のロボットアニメブーム当時のキット最大の問題点である関節部分の処理について方向性を固めました。

それは、「可動」より「ポーズ」を優先し、関節部分について思った方向に動かないものは機能を廃し、理想の位置で固定するというものです。

おかげで製作が楽になりました。

そこで、関節部分の可動域を広げるために悩み続け、途中で投げ出してしまった「ザンボット3」の製作を再開します。

以前作った足部分の一部を取り外しました。




理由は足の成形にあたり、邪魔になるからです。

見た目の最大のポイントであるボディを3分割しました。


3分割すればそれぞれのディテールの問題点が修正しやすくなりますし、合わせる時に胴体に動きをつけることができます。

現在、DVDで本作品を見たり、グーグルの画像検索でディテールやポーズを研究しています。



2014年4月27日日曜日

ザブングル完成(1/100戦闘メカ ザブングル)

ザブングルのヴィネット完成しました。
本来なら製作過程をアップするところですが、製作に夢中でアップするのを忘れていました。

前回からの作業は

地面の仕上げ
コックピットの仕上げと顔の組み立て
ウエザリング

です。

地面の仕上げはひび割れに100円ショップの木工パテと模型用のエポキシパテを併用しました。
使用した感想は木工用パテは硬化は早いが伸びがイマイチ、模型用のエポキシパテは柔軟性が高く伸びもいいので重宝しました。

園芸用の小石を適度に並べ塗装しました。



砂のザラツキ感を表現するのに使用したのは「水性グレインペイント」です。



顔の部分が遅くなったのは、コックピットに人を乗せるかどうか悩んだから。
細かい作業の割りにほとんど見えない部分ですから・・・
しかし、のぞいたときに何も無いのも味気ないので何とか乗せてみました。

一応ジロンのつもり
ウエザリングはスミ入れ、足元はアルコール落とし、ドライブラシと雑誌やYouTUbeを見ながら作業しました。
もう少し全体的なイメージが頭にあれば良いのですが、現実に存在しないものなのでイメージが湧かず戦車のウエザリングを参考に作業を行いました。

顔部分は特に作りは悪くないのでアンテナのみ真鍮線に変えました。

完成したものがこちら











完成した作品は「ホビーショップ トム・ソーヤ天神店」福岡市中央区渡辺通4-9-25天神ロフトビルB1Fに飾ってありますので興味のある方は見てください。






2014年4月6日日曜日

ヴィネットにします (1/100 戦闘メカ ザブングル)

下半身部分のウエザリングを施しました。
ウエザリングはまだまだ未熟でひとつとして満足できる域に達した作品はありません。

ザブングルといえば戦闘シーンのほとんどが荒野であるので、乾いた砂埃中心の汚しになります。
この頃のロボットは大抵二の腕と腿部に白が使われており、白の汚し方が難しく感じます。

また、主人公ロボは色使いが派手なため、汚しにも気を使います。
いろんなテクニックがあり、YouTubeで研究しましたが実践となるとなかなかうまくいきません。
いろんなプラモの箱絵を見ながらエナメルを塗っては消しの繰り返しです。

それから、ヴィネット台に地面とザブングルの下半身を固定することにしました。
ヴィネット台に地面の粘土を敷きます。



地面を作るのは初めてです。
色が砂色とザブングルの荒野にふさわしい感じの色だったのでこれにしました。

色は気に入っているのですが材質が紙粘土っぽくて、繊維が邪魔しているように感じます。
敷いてみた感想は「う~ん、いまひとつ」といったところ。
しかも感想に24時間間隔をあけないといけません。

前に作ったウォーカーマシン、ギャロップと一緒にレイアウトを固めます。

















このような配置で固定します。

土台の粘土が乾燥していくにつれ収縮してひび割れがところどころ発生いています。
完全に乾いてからパテなどで埋めます。

今後の予定は上半身のウエザリングと土台の色付け、下半身のウエザリングもイマイチなのでもう少し研究したいと思います。

顔についてはコックピットに人を乗せるかどうかで悩んでいるのでまだ組んでいません。
完成したらほぼ見えない部分なのでどちらでも良いとは思うし、乗せるとなるとキャラクターに似せて作りたいのでかなり細かい作業になるので悩むところです。




2014年4月5日土曜日

ロボの関節処理について

私の好きな1980年代を中心としたロボキャラのプラモデル。
ガンダムは嫌いでは無いのですが、世界観としてはガンダム以外のロボキャラに興味があります。
だからプラモデルを買うときは、ガンプラの山の端に小積まれた当時ものの再販品を探して購入しています。

当時もののプラモ(以下:旧キット)の製作で悩むのが、仕上がりをどこまで求めるかによって難易度が上がることです。
昔であれば、丁寧に合わせ目を消してきれいに色を塗ってちょっとしたウエザリングを施して完成すれば満足出来ますが、大人になった現在では組み立て→塗装→完成では物足らず、完成品も飾りたくなります。
しかし、飾るときに悩むのがポーズが決まらない事。
なぜなら旧キットは関節の可動域が少ないため直立以外はぎこちなくてせっかく完成しても飾る気がしません。
そこで関節部分を改造して期待できるポーズを取れるようにしようと旧キットの製作に取組みました。
第1号のエルガイムは自分では「成功した」と思っています。

肘、股関節を改造したエルガイム
しかし、第2号の作品となる「ザンボット3」で早くも挫折しました。
足のディテールを直し自作で関節を追加したところで、あまりに難解なことを自分に強いていることが嫌になり、製作がストップしました。
ちなみにザンボット3の製作はここでストップしております。
ザンボット3の足部分で心折れました

足首は前後左右に可動します。
これを脛部に取り付け次に膝、股関節と考えたら気が遠くなり嫌になりました。

プラモの製作技術の向上は望む所ですが、あまりに自分の技量を越えたことをしようとするとモチベーションが下がるどころか嫌になってしまいます。

プラモデルの製作をしばらく止めている間、プラモデルの世界からは離れられずにYouTubeなどを見ながら学んでいました。

そこで戦車などのプラモデルを完成させるだけではなく、ジオラマやヴィネットまで完成させて楽しんでいるところを見てふと思ったのです。
「戦車はいいなポーズが無くて・・・ 」
そんなことを考えながら改めてロボプラモの楽しみ方を考えたとき、ポーズをつけて飾るだけだと言うことに気付きました。
つまり、ポーズさえ決まっていれば関節は動く必要がなく固定されていてもよいのです。
そう考えると気が楽になりました。

そこで「関節固定ロボ」の第1弾が『戦闘メカザブングル』のザブングルです。
当然のことながら普通に組み立ててもポーズなど期待できず、完成写真のポーズを見ても完全に〝おもちゃ〟の域を脱していません。
アニメの中のザブングルさながらの雰囲気を出すには少々強引でも地面にしっかり踏ん張って武器を構える姿が様になります。

キットの股関節と膝の関節を無視。
針金やプラ棒で固定すればこんなポーズが取れるようになります。


膝をプラ棒、股関節を針金で固定するだけでこんなポーズが取れます
股関節に関しては少々強引ですが、アニメでも都合よく表現されているのでそこまで自然さを求めなくても良いことにして、技量が上がれば新たなテーマにしたいと考えています。