前回は直径8ミリの大きさのビーズを台座となる1.7ミリ厚のプラ板に瞬間接着剤で固定、別に用意した1.7ミリのプラ板に穴を開けその穴を中心にビーズと同じ大きさに円形に加工したものを2枚作りました。
次にビーズを加工します。
ビーズの真ん中に1.7ミリの円形に加工したプラ板(以下「円板」)が収まるように縦にカットします。
ビーズの加工にはルーターを使用します。
100円ショップで購入したマンドレル(軸)に同じく100円ショップで購入した丸のこ刃をセットしたものでビーズを縦にカットします。
やみくもにカットしては失敗のもとですので、まずはマスキングテープを1.7ミリより気持ち細くカットしたものを貼りビーズのカットラインを作ります。
物が小さいので、中心線はあらゆる角度からみて見た目の感覚で決めます。
カット中万が一ラインが剥がれてもいいようにラインの際を油性ペンでなぞりました。
一回でラインどおりにスパッとはいきません。
斜めになってもラインの外側を切る事が無いように集中してのこ刃をあてていきます。
ラインの内側はグサグサになってもかまいません。
何度も慎重にのこ刃を入れて取り除いていきます。
ある程度カットしたら、ヤスリやデザインナイフ等を駆使して形を整えつつ、円板をあわせ干渉しているところを慎重に削ります。(失敗はできませんので、あせらず何回もくりかえしました)
また底(下)の方も穴を開けて円板がきれいに収まるように形を整えます。
そして・・・・・・
めでたく円板をビーズの真ん中に納めることが出来ました。
エルガイムの肘を製作するにあたって、今回の加工が最大の難関でした。
ここまで来るとエルガイム好きの皆さんにはすでに出来上がりの形が見えているかと思います。
私の中ではこの時点で7割完成です。
ところで、今回カットに使用した丸のこ刃かなり使えます。
薄いながらも丈夫でプラスチックならスッとのこ刃が入りカットします。(ルーター回転時)
ただし、無理に押し付けると材料を引っ掛けてしまうため、あくまでも自然にのこ刃が入る位の感覚で切りましょう。
マンドレル(軸)とセットで購入しても210円
お得ですよ~
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